ブーム

今日は、最近の我が家のブームをご紹介いたします。

父の血を引き継いでなかなか手先は器用なのです。

発端は祖母の入院でした。
83歳の祖母が入院しているので、母はここしばらく病院通いをしています。といっても祖母は岡山県で入院しているので、母は岡山と大阪を行ったり来たりです。病院は完全看護で、おばあちゃんに話しかける以外することがないので、たいくつした母は、編み物をはじめました。

先日、母と一緒に祖母の病院に行った私も、つられて編み物をはじめました。

作り出したら、止まらない止まらない。
帰ってきても二人でせっせと編み物をします。
モデルをしていても休憩時間にすぐに続きを編んでしまいます。
母も家事をさっさとすませ、父が絵を描いているその横でずっと編み物をしています。

父は、いきなり訪れた編み物ブームに少々驚きながらも、この度のモチーフは編み物にしてくれました。
以前レース編みをしているところをスケッチしたデッサンが良かったので、そのままの衣装で。
続きが編みたくてそわそわしていた私は大喜びでモデルをしたのでした。

絵の中で編んでいるのは、男の子用のベストです。
2歳の宝君は元気いっぱい。走り回って写真を撮らせてくれません!
「セブンティーン」のモデルをしてくれた佐和子さんの長男宝(たから)くんへのプレゼントです。
ちなみに、佐和子さんのお姉さんは「小百合」などのモデルをしてくれた小百合さん。一番上のお姉さんのつやこさんも何作かモデルになってもらっています。そしてそのお母さんが情の厚い世話好きな大阪のおばちゃんで、私も妹も大好きなのです。「セブンティーン」は1987年の作品ですから、もう20年以上、家族皆で仲良くさせていただいています。

次の写真は佐和子さんの旦那様と長女の祈(いのり)ちゃん。
母が編んでプレゼントしたベストと靴下を着せています。
愛妻家で子煩悩の素敵な旦那様です。​​​​​​​​

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